灸治療とは
お灸はヨモギの葉を乾燥し、精製したものを艾(モグサ)と呼びます。
艾を皮ふの上で燃焼させる温熱療法です。ヨモギは燃える温度・速度が人体に適していることから使われています。
お灸と鍼の違いは?
お灸は鍼より深い刺激。
お灸は温熱療法なので、まず局部を温める作用があり、血流をよくします。
冷えている範囲をお灸を据えることで、血管を拡げ血流を誘導する作用があります。
また鍼は深く刺せば深い筋肉を刺激できますが、お灸の種類によっては、さらに深い刺激となり、筋肉より深部にある骨や関節まで熱が到達します。(※図3)
ツボによって鍼とお灸を使い分けたり、体の状態に応じて使い分けをします。